こんばんは。
タイピングを極めたい僕は、前回チャンピオンのフォームを取り入れることで速度の上昇を試みたのですが…
結果、思った以上に伸びませんでした。
しかし、それをきっかけにタイピングフォームを見直し始めました。
実は練習中、稀にとんでもなく早く打てる一瞬がありまして、タイピングしながら「おや?」と思っておりました。
突き詰めていくとその瞬間にはある共通点がありました。
そして、先日ついにある程度調子のいい時の動きを再現できるようになったので、今回は調子の良い時の共通点についてお話させていただきます。
1.親指2本を固定している
タイピングチャンピオンのフォームを見ていると、手首あたりが固定されているということに気付いた前回でしたが、調子の良い時の僕は親指2本がスペースキーのすぐ下に常にいました。
逆に調子の悪い時、特にタイプミスが多く発生してしまう時の僕は親指があっちに行ったりこっちに行ったりと動いていました。
そこで、試しに親指2本を固定してタイピングしてみると、タイピング精度が格段に上がっただけでなく、スピードも間違いなく上がりました。
何が起きているのかを追求してみるとあることが分かりました。
親指2本を軸にして、指がコンパスのような動きをしていたのです。
今までは常にホームポジションだけを意識していたので、いざホームに帰った時に完璧に戻りきれていなかったのでしょう。
親指2点の支えが加わることで正確にホームに帰れるようになったことがタイピング精度の向上に一躍買っているようです。
さらに、軸が加わったことでも指の動きが正確になり、かつ慣性により指が速く動いていたようです。
狙ったところを正確に打てるようになっただけでなく、指のパフォーマンスを上昇させ、結果としてスピードも速くなったようです。
2.限りなく脱力している
僕はずっと「一定の強さでしっかり目に打つこと」を意識していました。
実際にチャンピオンのタイピングは均等な力で力強く打っているように見え、きれいな音が聞こえてきます。
なので、僕はどちらかというと指に力を入れてタイピングしていました。
しかし調子の良い時の僕は無意識のうちに脱力していました。これは、大体根を詰めてタイピング練習をし、しんどくなってきた時に自然と脱力していたようです。
脱力についても追及していくとある利点に気付きました。
脱力している方が打鍵時に打鍵感を感じやすいということと、無駄な力が入っていないので一定の強さで打てるということです。
先ほどの親指の固定と相まって効果が出ていたというのもありますね。
3.手首が浮いている
これは脱力しやすい形を自然に取っていたようです。ダメな時のフォームは手首を押し付けてタイピングしていたのですが、その状態では無駄な力が入ってしまうようで指の動きがぎこちない感じになってしまっていました。
脱力しやすいフォームで打つというのはもしかしたら最重要かもしれないですね。
4.頭で考える間もなく指が動いている
僕の練習方法は画面の文字を見て、それを打つというのを繰り返すものなのですが、調子がいい時は驚くほど頭の中が空っぽでした。
次はどこどこを打って等一切考えず、手が勝手にそのキーに向かっていく感覚です。
反復練習の成果だと思いますが、これは要するに指がキーを覚えているということですね。
だから変にキーの位置を意識するより、頭を空にして打っている時の方が速く打てるようです。
5.リラックスしている
「リラックスして」とはタイピングサイトのチュートリアルで必ず言われることなのですが、限りなくリラックスしている時の僕はやはり調子が良かったです。
今回挙げたポイントに気付けたのも、まず最初にこの「リラックスしている時に調子がいい」ことに気付いたからでした。
無駄な力を抜いて、頭を空にして、まさにリラックスしてタイピングすることがなにより大事なことだったようです。
まとめ
今回はあくまで僕の話ですので、これを実践してももしかしたら意味はないのかもしれません。
ですがとりあえず今日のまとめです。
タイピングにおいて大事なことは
- 親指2本をスペースキーの下に固定する(軸を作り、コンパスのように動く)
- 脱力する
- 頭を空っぽにする
- リラックスする
今後はこれを参考にタイピング練習に励みたいと思います。
皆さんもタイピングで躓いた時、ぜひ実践してみてください。
あと、調子の良い時の自分を分析してみるといいかもしれませんね。
では、また