自分で作るマウスピースを使ってみた

By | 2020-05-13

先日、苦労の末に「自分で作るマウスピース」を完成させることができました。

自分で作るマウスピースに再挑戦した

薬局で1000円程度で売っているこの「自分で作るマウスピース」ですが、ついに使用してみたので今回はその感想を綴っていきます。

三日間の使用ではありますが、参考にしてみてください。

違和感で寝られない

一日目、マウスピースをカチッと装着し床についた僕はしばらくしてあることに気付きました。

「うん、寝れん」です。

どうにかリラックスしようにも押し寄せる違和感の波で全然眠りに落ちません。違和感の波をじゃぶじゃぶ浴びて、もうビショビショです。

この怪獣ウンネレンが大いに暴れまわったせいで「あれ、いつもどうやって寝てたっけ」とか考えだす始末でした。

世の中には様々なスキルがありますが、寝るスキルってのもなかなか深いものですね。

たまに布団に入って数分でスピーってなる方がいらっしゃいますが、何食ったらそんなに寝るの上手くなるんですか。コンビニで買ってきて今すぐ食べるので教えてください。とかいらぬことを考えて更に眠れなくなりました。

こうなるともう最強ですよね。何者も僕の不眠を妨げることはできない状態ですよ。もう最強です。

どうだ、参ったか。

もうね、勝ちですよね。これはもう勝ちです。勝ちました

よく分からない何かに勝ち、気付いた時には眠っていました。

取れる

ふと僕は目を覚ましました。やっと寝られたというのに目を覚ましてしまったのです。

こんなに眠れない夜を演出していただけるなんて、なんてマウスピースだ!と思って口に意識をやると、ないんです。

マウスピースがないんです。

あ、これはやってしまったやつや!と僕は焦りました。寝起きなので凄い薄い顔ながらもコミカルな表情をしていたと思います。

何をやってしまったかと言いますと、「飲み込んじゃった事案」ですね。

絶対いつかやるだろうと謎の確信を持っていたのですが、まさか初日にやるとはビックリしました。

とりあえず落ち着け、素材はなんだったかな、吐き出さなくても消化できるのかな、肛門からちゃんと出るかな等と瞬時に色々なことが頭の中を横切っていきました。

己の思考がこんなにも加速できるなんて、やっぱり人間には眠っている能力があって今僕はそれを引き出しているんだ!と頭の中で「気づき」を得たらへんで枕の横に落ちているマウスピースを発見しました。

「うわーよかばってん」と安心しました。

しかしいよいよ、このマウスピースを使用するのは危ないと判断し、その日は着けずに寝ました。

めっちゃ寝れました。

再度成型

二日目の夜です。僕はマウスピースを再び成型し直しました。やはりちょっとやそっとで取れるようじゃいつか本当に飲み込んでしまいかねませんからね。

まあちょっとで取れては困りますが、そっとぐらいは良しとしますか。あれ、そっとってなんだっけ?よくよく考えたら聞きなれない言葉だな…

あれ?ちょっと待って?

宇宙ってなんのために生まれたんだっけ?いや、この世ってなに?

謎の飛躍を見せながらも、作業は完了しました。

がっちがちにはまるように改造したので、もう取れないと思います。ということで二日目の就寝を迎えたのでした。

あ、痛い

さてさて、改造したマウスピースを装着して眠りについた僕ですが、もくろみ通り朝起きる段階までがっちりと着いていました

しかしながら前歯が取れそうなぐらい痛かったのです。

前歯ある?なにこれ前歯ないんじゃね?ぐらい痛かったです。

ズーンと来る感じの痛みで、すぐにこれはやばいとなりました。

歯科矯正とかって圧で矯正するみたいな話でしたっけ?この痛みは歯科矯正とかの痛みに近いんじゃないかと感じましたね。まあしたことないですけど

まあ、慣れてないだけでしょうと思うことにして次の晩も使用してみたところ、やはり朝起きるとめちゃくちゃ痛い…。

これはどうしましょう。

結局使用しないことにした

使ってみて三日たらずでこれはいかんと思い、使用を中止しました。

歯ぎしりの衝撃を緩和できても他の問題が発生してしまっては意味がないですからね。

緩いと外れやすく、きついと痛い。絶妙なバランス感覚で調整したらもしかすると上手くいくのかもしれませんが、僕にはどうやら無理そうでした。

とはいえ、やはり歯ぎしりの解消はいづれしなければならないと思っているので、今度は多分歯医者で作ると思います。

高くても安全・安心が保証されているというのは大事なことだと今回気付くことができました。

まとめ

苦労して作ったマウスピースでしたが、またもお蔵入りしてしまいました。

相性とかもあるのかもしれませんね。僕はちょっと口の中の違和感とかを感じやすいとこもあるので、寝つきにも影響がでてしまったりとデメリットが目立ってしまったなという具合です。

しかし、結果的に「歯医者で作ろう」と気持ちが進展したのは良かったと思います。

もし、自分で作ってみようという方がいらっしゃったらこの記事を参考にしていただけると幸いです。

では!