タイピング練習を始めて早いものでもう半年が経ちました。
いや、3か月サボってたんで実質3か月ですか…
練習開始当初の僕と言えば完全なるタイピング弱者といったところで、タッチタイピングは出来ないし、打ち間違いながら必死に打っても20wpm以下ですし
憧れの、カフェで「ッタタタ、ッターーーーン‼」には程遠い存在でした。
タイピングの速さというものはwpm(ワードパーミニッツ)という単位で表されるというのは以前にお話ししたのですが、実はそのwpmの数値によって目安があったりするんですね。
40wpmが一般平均、世界記録は216wpm
色々なところを見てると割とばらつきはあるものの40wpmが一般平均のタイピングスピードだということが分かりました。
※英語タイピングにおける平均です。日本語だとまた変わってくるようです。
僕の体感で言えば40wpmと言えば「入力に特に詰まることなく、手が止まることもなく、ミスはたまにしかせず、バックスペースもスムーズに押せるし、シフトを打つのにも慣れていて、記号・数字もやや詰まるが卒なくこなせる」 レベル のタイピング速度ですね。 正直言ってめちゃくちゃ早いです。
これはビックリです。なんせ平均で40wpmですから町ゆくおじいさんとかも実は40wpmで打てるんじゃないでしょうか。
「わしのタイピング速度は40wpmじゃ」とか言いながら歩いてるんでしょうか。
「あら、私も40wpmよ」とか言って近所の奥さんも出てきて、
「やっぱりタイピングは40wpmに限るなアー」とか言いながら家を建ててた大工さんがわざわざ降りてきたりなんかして、
近所の幼稚園から40wpmでタイピングする音が聞こえてきたりして、
スーパーの特売で「タイピング速度 ~40wpm!~」とかって売ってたりして。あ、打ってたりして。タイピングだけに。
観たい番組ないかなーとか言いながらリモコンでチャンネル変えまくったりして、それはザッピングですわ。
ってやかましいわ。
話を戻しますね。一般に速いと言われるタイピング速度は100wpm以上だそうです。
僕の目標としてもとりあえず100wpmを目指すのが一旦ゴールかなと思っております。
タイピング大会の動画とかで見る速さをちょっと遅くすると100wpmくらいですかね。正直言ってこれ以上早く指が動く気がしないというぐらいの速度で打ってらっしゃいますが、実は世界記録はその倍近いのです。
世界記録は216wpmだそうです。えげつなく速いですね。一回でいいからその速度で打ってるところを見てみたいもんです。
今の僕は47wpm
今の僕はというと47wpmです。一般人にチョロ毛が生えたレベルというところでしょう。
ちなみに僕は速度の測定の際は ratatype.comさんを利用しています。理由としては
- 他のサイトに比べて渋い(遅く測定される)
- 大文字や記号が含まれている
- 長文
といったところがありまして、要は出来るだけ厳しく測りたいということです。
他のサイトは小文字の文字打ちだけとか割と短文だったりだとかするんですが、本当の実力を知ることはできません。
そういった理由でratatypeさんの測定はおススメですよー。
40wpmの壁を超える方法
さて、ではそろそろ本題に入っていこうと思います。
僕がタイピング一般人(40wpm以上)になるまでに 必要になったスキル、やったことなどお話していこうと思います。
40wpmというのはタイピング初心者の方がまず躓くであろう大きな壁なのですが、その壁を超える方法について具体的にどういったものなのかをリストアップしていきます。参考にしていただければ幸いです。
まずはスキル面です。
- タッチタイピング
- シフト・スペース・エンター・バックスペースキーを確実に打鍵できる
- 記号を含めたキーの位置を完全に把握している
スキル面に関してはこの三つのことが出来ればひとまず超えられると思います。
タッチタイピングが出来ないとまず40wpmを超えるのはほぼ不可能ではないかと思います。
正直言ってホームポジションだとかフォームだとかは関係ないと思いますが、後々のことを考えるとこの段階で確実に身に着けておいてください。高効率・高精度のタイピングに繋がっていくはずです。
そして シフト・スペース・エンター・バックスペースキー を確実に打鍵する必要があります。
この四つのキーは常に使うことになるので必須の技術になります。
スペースキーは親指の唯一の仕事なので問題ないと思いますが、あとの三つは小指の仕事になります。
小指の仕事はタイピングの中で最も多く、 小指の失敗が多いとロスが多くなり、思うようにスピードが上がらないです。
これは逆に言えば小指の精度を上げることは即タイピング技術の向上に繋がります。
最後に記号を含めたキーの位置を完全に把握する必要があります。
打ち間違えることがあってもそれは完全に頭で分かっているのに打つところを間違えたぐらいのミスしか許されなくなります。
「どこだっけ」と探す時間が発生すると恐らくもう40wpmには届きません。特に記号に関しては日常的に使わないであろうものもしっかり押さえておいてください。
Typingclubで練習する
じゃあ、どうやってこれらのスキルを身に着けたらいいのかですが、Typingclub を進めることで自然に身に付けることが出来ます。
Typingclubのおススメポイント
Typingclubがタイピングスキルの習得におススメな理由としては、豊富なレッスンがあり飽きづらいこと、 基礎からしっかり学ぶことができること、 そしてクリアするのに50wpmのタイピングスキルが最低限必要なことが挙げられます。
Typingclub には英語タイピングのレッスンだけで14個、他にもフランス語やら中国語やらといった言語のレッスンもあります。
残念ながら日本語はないですが、サイト自体は日本語に対応しているので心配はいりません。
レッスンの種類をさっと説明しますと、まず基礎からみっちり684項目練習できるTyping Jungleがメインとしてあります。これはステージ毎にクリアするための最低ラインが設けられていて、最終ステージをクリアするためには50wpmでの入力を求められます。
他にも物語を打ち込んでいくレッスンが数種類あったりします。これは最低ラインが設けられていないので合間に息抜きとして使っていました。
あとは片手だけでのタイピングやQWERTYキーボード以外でのレッスンがあったり、本当に多様なレッスンが用意されています。
メインのTyping Jungleをクリアすることが出来れば自然と50wpmでのタイピングが習得できるため、僕はこれを軸に練習していました。
しかも無料です。なんてこった。
Typingclubの注意点
typingclubでタイピング練習をする際の注意点として先に言っておかねばならないことが数点あります。
- 示される記号の位置が手元と違う
- 日本語入力に切り替わると打てなくなる
- ミニゲーム的なステージはプレイできないことが多い
まず一番の注意点は記号の位置がサイトで示されている位置と手元のキーボードの位置で違うことが多々あります。
これはTypingclubでは英語配列のキーボードで示していて、僕たちが使っているのは日本語配列のキーボードなので記号の位置が違うということが原因なのですが、最初めちゃくちゃ戸惑いました。
解決方法としては手元のキーボードで位置を覚えて表示を見ないということぐらいなので、これはもう頑張るしかありません。
そしてcapsキーの誤打によって日本語入力に切り替わってしまうと正しく入力できなくなるという注意点もあります。入力できなくなったらもう一度capsキーを押してやり直してください。僕は結構頻繁にやらかしました。
基本はTyping Jungleのクリアを目指す
それではいよいよTypingclubをどう使っていけば良いのかを書いていこうと思うのですが、至ってシンプルな話でレッスンの一つTyping Jungleのクリアを目指してください。
先ほども言いましたが、Typing Jungleというレッスンには最低クリアラインが設けられています。最初はスムーズに進んでいきますが、あるタイミングで壁にぶち当たります。
何回も何回も同じステージに躓きながら苦しみますが、諦めずに挑戦し続ければ超えられます。
それを繰り返していけば最終的には40wpmのタイピングなら余裕で出来るようになるという寸法です。
とはいえ、何回も同じことをやっていると心が折れそうになります。僕の場合どうしてもクリアラインを超えられない時にやっていたことがありました。
基礎に立ち返る→typing.com
基礎が固まっていない故にどうしてもスピードが乗らないということがありました。
そんな時はもう一度前のレッスンに戻って…しまうとなんかしんどいですよね。
なので別のタイピングサイトで基礎練習をやり直していました。おススメはtyping.comです。
難易度が低く、サラッとやってしまえるのでおさらいにはもってこいです。割とすぐにクリア出来るので自信にもつながります。
ただ日本語対応はされていないのでそこだけ注意ですね。
ちなみにタイピング速度の測定で紹介したratatypeさんでも基礎練習が出来るので僕はそこもクリアしました。
反復練習→keybr.com
反復練習を行うことで手がキーを覚えていくのですが、それを補うことが出来るのがkeybr.comです。
このサイトは 苦手なキーを判断し自動で文章を自動生成してくれるのですが、苦手キーの克服にとても役立ちました。
生成される文章は意味のあるものではないですが、英単語でよく使われるパターンなので知らず知らずのうちに手にパターンが染みついていきます。
とてもいい練習ができるので、僕は未だにお世話になっています。
とにかくキーボードを打つことが大事
まとめると、TypingclubのTyping Jungleをクリアすることを目標に、時には別のサイトを利用していくというのが僕の練習方法でした。
探すと小説の内容をタイピングしていくサイトなどもあり、僕はどんどん利用していきました。ユーチューブを観ながら打ってみたり、とにかくキーボードに触れることを心がけました。
やはり触っている時間が長くなればなるほど上達を感じましたし、キーボードを打つことが大事だということですね。
以上僕が一般人レベルのタイピングスキルを会得した練習方法の紹介でした。
僕の目標は100wpmなので、まだまだここからなのですが、とりあえず一般人レベルにはなれて良かったです。
参考になれば幸いです。では!