シャープしてますか!?
はい意味不明ですね。
先日何かで知ってしまったのですが、僕たちが普段からふんだんに使っている(ダジャレじゃないですよ!)「#」という記号が実は「シャープ」ではないというのです。
こいつぁ驚きました。
「今まで飲んでた水が実は水ではなかった」
と言われた方がまだマシなくらいです。
じゃあ、こいつは一体なんなんだ。ということになりますね。
「#」は一体なんなんだ!
#→ナンバーサイン・ハッシュ・いげた
薄々気付いているかと思いますが、皆さんが普段からTwitterで使う「ハッシュタグ」のハッシュがこれらしいです。
あとは「ナンバーサイン」ですね。
実はこれは知ってたんですが、例えば
#1
などと書いてあった場合、「ナンバーワン」と読む感じで使います。
知ってはいたんですが、僕は「シャープとも読むけどナンバーとも読むんだ」と思ってました。
以前の会社で「シャープ○○番の…うんぬん…」と言っている人がいっぱいいまして、
「プークスクス、ナンバーって読むんだよ。アホだなあ」などと思ってました。
すいませんでした。僕もアホでした。
あとは「いげた」などとも言うらしいですね。なるほど漢字の「井」と形状が似てますもんね。「げた」ってどっから来たんですか。
本当のシャープは「♯」
で、真のシャープはと言いますと、「♯」が本物らしいです。
よく見比べてください。
♯ シャープ
# ハッシュ
どうですか、ハッシュは右に傾いているのがお分かりでしょうか。
ちなみに僕はこれら二つは全角か半角かの違いだと勘違いしていました。
これら二つ、似てはいますが意味は全く違うようです。
♯(シャープ)は音楽記号、#は?
「シャープ」と聞くと、「半音上がる」を表す音楽記号と即答出来る方が多いとは思いますが、別名嬰記号(えいきごう) とも呼ばれるらしいです。
対義語が♭(フラット)で、こちらは「半音下がる」の意味ですね。
五線譜に書いたときに線が被らないように♯記号の横線は斜めになっているそうです。
では、#はどうでしょう。
#は番号を示す数字の前に置くもの
番号記号(ばんごうきごう)またはナンバーサイン (number sign) は、「井桁」(いげた)や「スクエア」とも呼ばれ、番号を示す数字の前に置かれる記号である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%AA%E5%8F%B7%E8%A8%98%E5%8F%B7
米国では前述の由来通り質量のポンドを表すのにも使われ、その場合は「パウンド」と読まれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%AA%E5%8F%B7%E8%A8%98%E5%8F%B7
ウィキペディアによると、この#ですが
- 番号の前に付けるもの。日本で使う「no.」と同じ
- アメリカで「ポンド」を表すのに使う
とのことです。
あとハッシュタグとしても使いますね。
ちょっと調べてみたのですが、アメリカで重量のポンドを表すのにこの「#」が使われるというのはどうやら怪しいですね。
実際にポンドを表す際はlbがよく使われるようです。(100lbみたいな)
ここで、この記号について海外のサイトで調べてみました。
「#」の正式な呼称は「octothorpe(オクトソープ)」
Dictionary.comという辞書サイト(アプリもありますね)によると以下のように書かれていました。
- 正式な呼称はoctothorpe(オクトソープ)
- lb(ポンド)の略語に由来してpound、lbを筆記する際に「T」の文字のように上に線を引くことが多かったため→#に似ているから?
- nunber sign、イギリスの通貨単位であるポンドと混同しないようにイギリスで生まれた呼び方
- hash tag(ハッシュタグ)、ハッシュと呼ばれ始めたのが実は最初らしい。でもメジャーではなく、SNSで使われ始めたりして最近人気が出た呼び方
正式名称が一応あったらしいです。
まとめ
今回は「#」の読み方について調べましたが、まとめるとこうなります。
- 音楽記号のシャープとは別物
- 正式名称は「オクトソープ」
- 他にポンド・ナンバーサイン・ハッシュと(日本では「いがた」とも)呼ぶ
ちなみにシャープではないけどシャープと呼ぶこともあるらしいので注意が必要ですね。
スーパーとかでも鮭じゃないけど鮭として売ってるみたいなこともありますけど、あんな感じですね!
では、また