
こんにちは。
さて、タイピングを極めたい僕は一応毎日コツコツ練習していたりします。
この間 タイピング速度を上げたい僕の二時間ということで、二時間でどれくらいタイピング速度が上がるか検証してみたのですが、効果は微々たるもの(誤差レベル)でした。
その際、数字や記号に弱いという課題も明らかになったので、練習してきました。
こうやってブログとか書いてると思うのですが、
めっちゃタイピング早くなってるわし!
もうね、個人的には修行後の孫悟空くらいの伸び感。
元々タッチタイピングも出来なかったし、なんなら大学の卒論もPCだと効率悪いから携帯で打ったくらいですし。
本当に頑張って良かったです。
いや、まだ満足してないですよ
満足してないんですけど、この伸び感…さぞやタイピングスピードが上がってるでしょう。
そう思ってタイピングテストをやってみたんですよ。
スピード、むしろ落ちている件

31WPM…
そう来たかと、もうビックリしすぎて目玉落ちちゃいました。
伸びてる伸びてるーと思って長さ測ってみたら縮んでました、みたいな。
例えば、階段を上ったと思ったら、降りていた。みたいな。
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃ断じてないですね。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わった気がします。
何が悪いのか…フォームが悪い気がする
もう何がなんだか分からなくなって洗濯機を回し、戻ってきて、ふと気付きました。
「あ、タオル洗うの忘れてる」と
いや違う。
僕は考えました。
なにがだめなのじゃと一分程考えました。
するとピーンと来ました。
「このタイピングフォーム打ちにくくない?」とピーンと来ました。
僕のフォームは効率が悪い

僕のフォームはどういうものかと言いますと
- 指は常にホームポジションに軽く触れた状態
- 一打打つごとに基本ホームポジションに戻る
- 指は寝ていることが多い
- タイプの強さはかなりソフト
- 手のひらは接地したままあまり離さない
こんな感じのフォームですね。
基本的にtypingclubで習ったことをベースにこうするようになったのですが、
何が正解か分からないので、細かいことはなんとなくでこうしていました。
そう、何が正解か分からないんです。
色々なサイトを見ても詳しいとこは書いてないですし、参考にするものがないんですよね。
うまい人はどうしてるのか、その様子をじっくり見れたらな…
僕は手を胸の前で組み、ムウンとうなりながら考えました。
…
あれ、youtubeで見れるんじゃね!?
そう、動画見ればいいじゃないの。
早速探してみると、ありました。
Ultimate Typing Championship 2010というタイピング大会決勝戦の様子がアップロードされているじゃないですか。
早速動画を見た僕の感想としては
「僕のタイピングフォームは効率悪い」です。
チャンピオンのフォーム
※以下のキャプチャー画像はFastest Typist: Ultimate Typing Championship Final 2010 By Das Keyboardより引用しています。
この動画で見事チャンピオンになったショーン・ローナさんと惜しくも敗れたネイト・ボーウェンさんですが、両者の手の動きを見ているとあることに気付きました。
指が常に浮いている

こちらはショーンさんですが、二人とも共通して指をキーボードから浮かした状態を保っています。
しかもホームポジションから長く離れることが多いですね。
その状態で正確に必要なキーをタイプしています。
窮屈さなど感じません。
指が立っている

こちらはネイトさん、特に顕著だったのがこのケイトさんですが、指を常に立たせてタイピングしていますね。
ネイトさんのタイピングは刺すように鋭く、きれいです。
手首付近が少し上向きで固定されている

手首から肘にかけての動きを見ていると、二人とも全然動いていません。
かつ角度は手首が少し沈み込む感じ。
おそらくここで手の位置を固定するからこそ、指が常に浮いた状態なのに正確にタイピング出来るのでしょう。
タイプは強めだが一定かつ必要最低限

タイピングの強さは強いが、力任せに叩いているという感じではないですね。必要最低限という感じ。
その上で同じ強さで、同じリズムをキープしており、放たれる音はタタタタタと気持ちのいい音です。
まとめ

タイピングチャンピオンのタイピングは
- 指が常に浮いている
- 指が立っている
- 手首付近が固定されている
- それなりに強くかつ一定速度のタイプ
といった特徴がありました。
僕のタイピングと比べると違うところがほとんどです。どうりで打ちにくいとは思いました。
タイピング速度を上げるためにポイントとなってくることは
- ホームポジションを長く離れられるタイプの正確さ
- 指を立ててタイプする心がけ
- 手首は少し沈めて固定
- ちょっと強めにタイピングする
- 一定の強さ・一定の速度を心がける
といった感じですね。
今回は割と衝撃的でした。速さを求めようと思ったらこんなタイピングフォームにするといいんですね。
今後はこのフォームを取り入れて、今度こそスピードアップと行きたいところです。
ではでは、また!