ケンタッキーフライドチキンは白飯のおかずになるのか?

By | 2018-10-09

「肉が食べたい」

僕は時々ふとそう思ってケンタッキーに足を運ぶことがあります。その甲斐あって最近はちょっと太ってきました

…のでランニングを始めました。

とまあ、近況は置いておきまして、ケンタッキーですケンタッキー。肉です肉の塊!

以前もやっていたのですが、最近ケンタッキーでは水曜日だけ9ピースで1500円というメニューを展開していまして、

オリジナルチキンが1ピースで250円というのが普段の値段なので、9ピースで2250円になるところを1500円!750円(3ピース分)オフですよ。

750円(3ピース分)オフですよ!!

興奮してつい二回も言ってしまいました。大事なことなのでつい。

でもケンタッキーって考えてみればサイドメニューも含めてなぜか飯がないんですよね。普通に考えれば肉と飯ですから、合うはずなのにないんです。

しかも割と味が濃い目だから更に合うと思うんですよね。なのに飯がない。

もしかしてケンタッキーと飯はすごく合わないんじゃないのか?なんだったら混ざると毒ガスが生成されて食えなくなるとか?そう思わずにはいられないわけです。

これはずっと僕を悩ませていた謎だったわけなんですが、先日その疑問に終止符が打たれました。

米を焚き、ケンタッキーをテイクアウトし、ついにその時を迎えたのです。

まずは普通に食す

買って来たはいいですが、箱が僕の激しい徒歩に耐えきれずにへこんでしまいました。そんな状況でもパッケージのカーネル・サンダース氏は笑顔を保っております。凄いぞ、エンターテイナーの鑑!

今回購入した店は家から徒歩十数分のところなので、中身の冷め具合が気になるところではあります。

さて さて、中身はと言うと、ご覧の通り無事だったみたいです。ケンタッキー特有のしっとりとした衣が綺麗に輝いております。

スパイスの香りが鼻腔を満たし、僕のお腹の竜がクキュルと唸りと上げます。

ではまずは…サイから頂きましょうか。

噛みついた瞬間にジュワっと肉汁が溢れ、口内は驚きに包まれました。

「今日の出来は最高だ」

僕はため息混じりにそう呟きながら一気に頬張りました。

確認作業はここまでです。コンディションは抜群…いよいよ僕はご飯をよそい、そっとチキンをその柔肌に添えたのでした。

結論から言うと旨い。合う!

僕は黄金の肉を口に含み、舌で準備を整えると白米を流し込みました。

「うもおお、うんもい!」

うもい…甘く噛みながらも僕はやはり驚きとともにそう発していました。

濃い味、油、白米

合わないはずはなかったのです。

結論から言うと「うまい」それが答えでした。

欠点ももちろんあった

うまい…そうは言っても手放しに喜べない点が今回見つかったのもまた検証の成果と言えましょう。

僕が気づいたケンタッキー×白飯の欠点をご紹介しましょう。

骨の処理が億劫

最初の欠点にして最もネックと思われたのがこれです。

一かじり目、これはいいです。感動的なほどうまいです。

しかしどうでしょう、次の攻撃に移る際に骨をあれやこれやしなければいけないではありませんか。

早く二口目を!そうは思いながらも手は骨の処理でいっぱいいっぱいです。

この点が本当にネックでした。

食べることに集中できないのはもどかしいです。

箸で食べる必要がある

ケンタッキーといえば、手で持って豪快にかぶりつく。

それが基本でありかつもっとも効率のいい手段でもあります。

しかしどうでしょう、白飯を処理するときは?

そう箸です。手で食べるフェーズと箸で食べるフェーズが同時に発生してしまうわけです。

これは言うなれば、自転車に乗りながら車を運転しろと言っているようなもので、

僕は結論として「箸のみで食べる」という選択をしました。

しかしケンタッキーは手で食うもの…貴婦人以外は。

それを箸で食すということは効率が悪い上に逆にお行儀が悪い気がします。

カーネル・サンダースがもし生きてたらメガネで叩かれます。

そこが二つ目の欠点でした。

脂っこすぎる

何を言っているんだと思われそうですが、食べ進めていくにつれて口がなんかモタッとしてきました。

そのため味の濃さもあってか割りと飯の消費が激しくなります。

普段なら肉だけでもペロッと行けちゃうんですけど、不思議なことに飯があると重く感じたのでした。

これは例えるなら「凄く出来る奴がチームにいるとつい手を抜いちゃう奴が出てくる」とかその辺の理論と似ている気がしたけどそうでも無かったです。

まとめ

ケンタッキーと白飯は合うんじゃないのか?そんな気持ちから行った今回の検証でしたが、思いもよらない欠点を発見することになりビックリしました。

確かに旨い!旨いけども…といったところで、ケンタッキーに飯が置いてないのにも理由があるのかもしれませんね。

しかしながら個人的にはかなり幸せを感じましたし、ケンタッキーファンの方なら一度やってみても損はないんじゃないかなと思います。

今回は以上になります。ではよいケンタッキーライフを!